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レース仕様に仕上げられたGTカーは、まさにニスモの技術の集合体
ニスモへ潜入!
今回は少し趣向を変え、ニスモ(NISMO)の愛称で多くのファンを魅了している、日産直系のレーシングカンパニー、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(株)を2回にわたりご紹介します。 1回目は、ニスモの施設をご『ニスモへ潜入!』紹介。 2回目は、タイヤ交換のシミュレ-ションの模様をお届けします。
NISSANのワークスチームとして国内外の様々なレースやイベントに参加しているニスモ。モータースポーツ界のリーディングカンパニーを目指す同社の事業の一つは、レースやラリーへ参戦するためのマシンの開発とレース・マネジメント、プロモーションといったワークス活動。そしてもう一つは、そこで得た技術やパーツの開発力を一般のモータースポーツ参加車や市販車へフィードバックし、モータースポーツ、日産車の魅力を幅広く世間に広めていくことです。
歴代のレ-シングカーのミニカーと写真が展示されており、ニスモのモータースポーツの歴史を知ることができます。
6階はレース車両の整備室になっており、レースマシンが置かれていました。ビルの高いフロアにレースマシンがあることにびっくりしましたが、ニスモは日本一高いところでGTマシンのメンテナンスを行うチームなんだそうです( 笑)。マシンはレースが終わるごとにモノコックまで分解し、部品をくまなくチェックして、再び組み立てるんだそう。レースの現場では主にアライメントや車高の調整、オイル交換をしているそうです。
エンジン単体で出力特性や耐久性など様々な機能試験を行う専用の設備です。エンジンを実車に搭載して毎回テストするわけにはいかないので、レーシングカーでも、市販車開発でも、エンジンベンチで実験を行っているんだそうです。GT500のマシンのエンジンベンチは、日産自動車㈱の横浜工場施設内にあり、ここニスモのエンジンベンチでは、ユーザー向けのチューニングエンジンの耐久テストなどを行っているんだそうです。S-tune、R-tuneと呼ばれるニスモオリジナルチューニングメニューで、チューニングされたエンジンの仕上がりのチェックも行っています。
エンジンベンチの隣には、計測データを表示するモニターやエンジン音を聞く設備がありました。エンジン音を聞くことによって、抵抗や不具合などがわかるんだそうです。
より速く走るための工夫として、ニスモではレースマシンのボディにカーボンなど軽くて強い素材を使っています。 カーボン加工室では、シート状になっているカーボンを釜で焼き、レースマシン用の様々なパーツを作っていました。
●トレーニングジム わずか数秒の差で勝敗が決まるレースの世界。それだけにタイヤ交換や給油などのピットワークもとても重要です。 このピットワークを素早くこなすためには、技術もさることながら、常日頃から体力や筋力を鍛えておくことが大切なんだそうです。 そのためニスモにはメカニック専用のトレーニングジムが設置されています。しかも、専任のトレーナーがついてピットワークに関わる人のトレーニングや食事方法を専門的にアドバイスしてもらっているんだとか。またジムの隣には、トレーニングカーが置いてあり、タイヤ交換や給油の練習を欠かさず行いスキルアップをはかっているそう。
1秒でも速くピットワークをこなすため、体も鍛えているなんてすごいですね!
ホワイトボードには、トレーニングメニューやストレッチの方法などが細かく書かれていました