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祝 佐藤琢磨選手 インディ500制覇!
NGKスパークプラグのイメージキャラクター佐藤琢磨選手がアメリカインディーカーシリーズ第6戦、第101回インディアナポリス500マイルレースで日本人初となるインディ500制覇を成し遂げました。

インディ500はアメリカンモータースポーツの頂点であり、101回の歴史において世界中のトップドライバーが栄冠を目指してきました。
佐藤琢磨選手が操りトップチェッカーを受けたマシンに搭載されるHONDAエンジンにはNGKスパークプラグが装着されています。
佐藤琢磨選手と共に闘い、日本のモータースポーツにおける歴史的快挙に関われたことを大変誇りに思います。

素晴らしい快挙を成し遂げたばかりですが、年間17戦の2017年シーズンはまだまだ中盤。
レースや様々なメディアからの取材が続き忙しく飛び回る佐藤琢磨選手にインタビューが出来ました。
インディ500優勝から未だ覚めぬ興奮と、これからの戦いについて熱く語っていただきました。

佐藤琢磨選手 スペシャルインタビュー

NGKスパークプラグ:
―― まずは、インディ500優勝おめでとうございます!
トップでチェッカーを受けられた瞬間、どのようなお気持ちでしたか?

佐藤琢磨選手:
その瞬間は本当に嬉しかったですね。叫び声が無線に入っていましたが、本当にあれは自然と出てきたもので、すべての感情が解放された感じでしたね。嬉しいという一言では表現できないくらい最高の瞬間でした。

―― 500マイル(約800㎞)というとかなり長丁場のレースの中、大きなクラッシュによる赤旗中断もあり、レースのラップタイムに大きな変動があった非常に難しいレースだったと思います。その中で最後まで集中力を高く維持し続ける秘訣はありますか?

やっぱり経験値って大きいと思いますね。インディ500に最初に参戦した2010年は本当に何もわからなくて、3時間弱も370km/h、380 km/hといったスピードで走り続けるっていう経験がなかったので、その肉体的な疲れももちろんなんですけど、精神的にもどっと疲れて、やっぱりすごくタフなレースだなと感じました。その中で自分にも周りにもいろんなことがおきますし、トラックコンディションも変わっていくのでそれに合わせこんでいくのは全部何かが起きてから後手後手に回っていってしまう感じでした。でもそれを何回も経験し今年8回目でとくにアンドレッティオートスポーツという非常にコンペティティブなチームパッケージを得て、本当にトップ争いができるっていう自分の感覚を掴んで挑んだ初めてのレースといった感じでした。タイヤのグリップが落ちてもペースが落ち込まない車づくりっていうのをずっと意識してやってきたので、その通りになった時にはかなりの手ごたえを感じて思い通りのレース運びができましたね。

―― なるほど。
では勝利を確信した瞬間はいつでしたか?

それこそ本当に確信したのは最終ラップの最終コーナーですけど、そこに至るまでいくつかポイントがあって、一度下位に沈んで、だけどもラスト30周を迎えるところでトップ6までに戻っていたところ。あの時点で今日は勝負ができるな、と。
2012年のファイナルラップの1コーナーでトップを目指した時とやっぱり状況が違っていて、今回はある意味少し余裕を持って、先頭にどう立とうかというのを考える時間がありましたね。
ラスト10周からの1周ずつは本当にパズルを組み立てる感覚で、他のゲームで例えるとチェスや将棋じゃないですけども、いかにどういう風に1周ずつ1コーナーずつをポジショニングしていくかっていうのを考えながら走っていたので非常に興奮もして、緊張感も高かったですが、やっぱり楽しかったですね。

―― 次々とトップが入れ替わるレースではほかのドライバーとの駆け引きも難しかったと思いますが。

最後5周になる地点でトップ争いができました。争ったのがエリオ・カストロネベス選手。彼はインディ500を3回制覇していますし、チーム・ペンスキーの素晴らしい体制の元で走っています。僕自身がすごく彼をリスペクトしているし、これまで彼と何回もハードなバトルがありましたが、一度もトラブルになったことがないんですね。それぐらいクリーンでフェアで、だけどもハードチャージャーで…そういう素晴らしいライバルと一緒にトップ争いできたのはすごく楽しかったですね。

―― 次の目標は2017年のシリーズタイトルになると思いますが、意気を聞かせていただけますか。

インディ500は本当に有名なレースで、みんなもちろんこのレースに勝ちたくて、それを目標にイメージして走ります。勝つのは本当に難しいレースで、自分の夢の一つが叶った瞬間でした。チームの中でもとくに僕のマシン、26号車のメンテナンスをしてくれているスタッフたちは非常に高いモチベーションを持ってくれています。ですから、そういう流れがあるときはとっても大切だと思うので、この勢いを失わせずに、後半戦をしっかりと戦って、そして選手権タイトル争いにこのまま持ち込んでトップを狙いたいですね。

―― 日本人みんなが応援していますので、頑張ってください。

ありがとうございます。頑張ります!

インディ500とは・・・

その名の通り1周2.5マイルのオーバルコースを200周し500マイル=約800㎞で争われます。
平均速度は220mph(≒354km/h)以上、最高速度は230mph(≒370km/h)以上に達し、わずかなミスやトラブルが大きなクラッシュにつながります。

F1™モナコGP、ル・マン24時間レースと並ぶ『世界3大レース』のひとつとして知られ、約40万人の観客を集めるビッグイベントです。 佐藤琢磨選手は2010年の第94回大会から挑戦を続け、8回目の挑戦で栄冠を獲得しました。