2026年4月1日付で弊社代表取締役社長に就任した鈴木啓司に、皆様へのご挨拶を兼ね、仕事における信条や今後の抱負について語ってもらいました。代理店・自動車整備工場の皆様と共にさらなる発展へ。お客様に根気強く育てていただいたアメリカ出向。多様な意見に耳を傾け、対話を通じて進めていく。固な収益基盤と位置づけています。日頃から事業を支えてくださっている代理店・自動車整備工場の皆様は、私たちにとってかけがえのない大切なお客様です。今後も変わらぬご支援をいただきながら、共にさらなる発展へと歩んでいければ幸いです。入社以来、一貫してセンサに携わってきました。当時はまだ事業規模も小さく、ようやくビジネスが軌道に乗りかけるぐらいの状況でしたが、後に先代社長となる川合をはじめ先輩の皆さんが「スパークプラグのような主力製品に育てるんだ」と意気込んでいて、ベンチャーのような活気に満ちていました。私は最初に素子の開発を担当し、その後、お客様に技術的な強みを伝えるセールスエンジニアとしてアメリカに出向しました。英語をほとんど話せない状態で赴任し、身振り手振りを交えながら、担当していた自動車メーカーのお客様の課題に向き合いました。そんな私をお客様は「KG(ケイジ)」と親しみをもって呼んでくださり、根気強く育ててくれました。いま経営の舵取りを行う中でも、思い浮かぶのはお客様の顔です。製品を通じて喜んでいただけた瞬間や、いただいた言葉の一つひとつ。そうした絆の積み重ねが当社の90年の歴史を支えてきたのだと実感しています。お客様と直接向き合う中で得たその実感こそが、私の仕事の原点になっています。「お前は人に甘い」と指摘されることもありましたが、私は昔から「周囲の意見にしっかりと耳を傾け、自分の中で噛み砕いた上で判断する」という姿勢を大切にしてきました。これまで当社が自動車部品事業を中心に成長を遂げてきた時代には、組織を力強く牽引するリーダーシップが求められていたと思います。しかし、これからの私たちは、半導体やエネルギーといった新しい領域に挑戦し、これまでの枠にとらわれない常識を取り入れていく変革の局面にあります。私が社長の任をいただいた背景には、そうした変化の時代に向けて「多様な意見に耳を傾け、対話を通じて進めていくスタイル」こそが必要だという期待があるものと受け止めています。新事業への挑戦についてお話ししましたが、その一方で強くお伝えしたいのは、当社は今後もスパークプラグと酸素センサを主力製品とする自動車部品事業に、これまで以上に注力していくということです。 事業を通じて自動車業界全体を足元から支える責任を果たしていくことが、私たちの重要な使命であることに変わりはありません。中期経営計画2030(2026年3月期~2030年3月期)においても、「強い内燃機関事業をさらに強化し、社会的貢献を果たします。」という言葉を基軸の一つとして掲げ、その利益成長をグループの強Message fromNITTOKUProfile鈴木 啓司 すずき けいじPrivate Sceneなかなか釣れないからこそ面白い、クロダイ釣り。NIT TOKU NE WS02 1971年 愛知県名古屋市生まれ1993年 入社2017年 センサ事業部技術本部長2019年 執行役員2020年 上席執行役員2026年 4月より代表取締役社長代表取締役社長 社長執行役員趣味は釣りです。三重県の湾内に浮かぶいかだの上でクロダイを狙います。用心深い魚で釣るのがなかなか難しく、早朝から夕方までずっと仕掛けの動きに集中しても、釣れるのは2〜3枚。しかし、だからこそ釣れたときの感動が大きく、そこに魅力を感じています。 新 社 長インタビュー鈴木 啓司新たな領域への挑戦を進めるとともに、基盤である自動車部品事業には、これまで以上に注力してまいります。
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