多くの自動車メーカーに純正採用された
安心・信頼の品質
自社設計・自社製造による安定したパフォーマンス 長年培ったセラミック技術を余すことなく注入した
NTKノックセンサ

品番

メーカー NTKノックセンサ品番 純正部品番号 ストックNo. 希望小売価格(税抜)
スバル
トヨタ
KNE57 22060AA160
22060AA180
SU003-06707
92013 4,870 円
スバル
ダイハツ
トヨタ
KNE58 89615-20090 94511 9,800 円

役 割

ノックセンサとは

ノックセンサとは、エンジンで発生するノッキング(異常燃焼の一種)を検知する振動センサで、エンジンのシリンダブロックに取り付けられます。
シリンダブロックが振動すると、ノックセンサに内蔵されている重りが振動し、圧電素子(圧電セラミックス)に力が加わることによって電気が生じます。ノッキング発生時には通常時よりも振動が大きくなるため、生じる電気の量も多くなります。
このように、ノックセンサで生じる電気の量をECUでモニターすることでノッキングの発生有無を検知します。
エンジンの「高出力化」や「省燃費化」を追求すると、ノッキングが発生しやすいエンジン設計や条件となってしまうため、ノッキングを検知し回避する制御(ノックコントロールシステム)が使われています。
この制御において必要不可欠なのがノックセンサです。

ノックセンサ

ノックセンサの役割

空気と燃料の混合気に火を点けるタイミングは“点火時期”として制御していますが、点火時期が早いとエンジンの「高出力化」や「省燃費化」が期待できる反面、ノッキングが発生しやすくなります。逆に、点火時期が遅いとノッキングは発生しにくくなりますが、エンジン出力や燃費性能は低下してしまいます。
ノックコントロールシステムは、一般的にエンジン出力・燃費とノッキングとのバランスを見ながら、最適な点火時期に制御するシステムです。このシステムにおいて必要不可欠となるのがノッキングを検知することであり、ノックセンサはノッキングによって発生した振動を圧電素子(圧電セラミックス)で検知し、電気信号としてECUに伝える役割をしています。

もしノッキングが発生し続けると…

ノッキングは異常燃焼の一種であり、燃焼室内で異常な高温・高圧が発生します。また、エンジンからキンキン・カリカリといった金属製の音や振動が発生するのが特徴です。
ノッキングが発生し続けると、異常な高温・高圧によってスパークプラグやエンジンを損傷させてしまう場合があります。このため、ノッキングが発生し続けないようにノックセンサを用いた制御をしています。

交換の必要性

ノックセンサが故障すると・・・

ノックセンサが故障すると、ノッキングを検知できずにエンジンが損傷する可能性があるため、一般的にMILの点灯とともにフェイルセーフ(安全制御)が働き、点火時期を強制的に遅らせます。点火時期が遅くなるのでノッキングは発生しなくなりますが、エンジン出力や燃費性能が低下してしまいます。このため、 ノックセンサが故障したら新品に交換してください。

ノックセンサ ノックセンサノックセンサ ノックセンサ
こんな状態のノックセンサは交換が必要です
ノックセンサ不良症例 ノックセンサ不良症例

取り扱いの注意

交換時の注意
  • ■点検・交換・調整は必ずエンジンを止めて行ってください。
  • ■各自動車メーカーのサービスマニュアルに従い、点検・交換を行ってください。
  • ■本書に記載されている正しい品番のノックセンサをお使いください。
  • ■改造車等に使用しますと正常に機能しない場合があります。
  • ■落下させたり、衝撃を与えると亀裂やコネクタが欠ける等のノックセンサへの損傷の恐れがありますので、ご注意ください。
  • ■ノックセンサを取り付けるシリンダブロック面に、油脂・泥などの異物が付着している場合は、取り除いた後にノックセンサを取り付けてください。
  • ■ノックセンサの取り付けトルク、取り付けボルトおよびコネクタの向きは、各自動車メーカーのサービスマニュアル等に従ってください。
  • ■ノックセンサを排気マニホールドやその他の高温な部分に触れさせないでください。
  • ■ノックセンサを車両側ハーネスに嵌合する際には、センサ側、ハーネス側共に、コネクタ内部に水、泥などの付着がないことを確認してから嵌合させてください。
  • ■お車の状態により、ノックセンサの交換だけでは不具合が改善されない場合があります。
  • ■MILが点灯したときはノックセンサ交換前(またはノックセンサ交換後)に、各自動車メーカーのサービスマニュアル等に従い、必ずダイアグ(自己診断/OBD)のエラーコードを消去(リセット)してください。エラーコードの消去を行わないと、MILが消灯しない等のトラブルに繋がる可能性があります。
エラーコード消去作業手順の一例
1

MIL点灯(整備入庫)

ノックセンサ
2

故障診断機(コードリーダー・スキャンツール等)による診断(エラーコード読み取り)

3

センサのエラーコード表示を確認

※センサ以外の故障、または複数表示の場合もあります。

故障診断機/スキャンツール例

ノックセンサ

故障診断機/スキャンツール例

4

故障したセンサの交換

5

故障診断機によりエラーコード消去
※必ず消去を行ってください。

ノックセンサ
6

試運転(MIL消灯確認)
※再点灯の場合は、再度「2」へ

ノックセンサ
7

整備完了

※上記はエラーコード消去作業の一例です。実際の作業は、必ず各自動車メーカーのサービスマニュアル等に従ってください。

診断機でのエラーコード一覧
センサ異常項目 Pコード
ノックセンサ1系統
(バンク1又は単一センサ)
P0325
ノックセンサ1系統特性異常
(バンク1又は単一センサ)
P0326
ノックセンサ1系統低入力
(バンク1又は単一センサ)
P0327
ノックセンサ1系統高入力
(バンク1又は単一センサ)
P0328
ノックセンサ2系統
(バンク2)
P0330
ノックセンサ2系統特性異常
(バンク2)
P0331
ノックセンサ2系統低入力
(バンク2)
P0332
ノックセンサ2系統高入力
(バンク2)
P0333
その他取り扱い上の注意
  • ■このノックセンサを本来の目的以外には、使用しないでください。
  • ■保管温度:常温で、高温多湿を避けて保管してください。
  • ■このノックセンサは補修用に製造された自動車専用の純正相当品で、互換性を保証するものではありません。
  • ■各自動車メーカーが定めた保証期間内に交換する場合は、お車の購入先にご相談ください。
注意事項
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